薬機法(旧薬事法)違反を回避しながら健康食品の広告で効果を伝える小技18 その5

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お待たせしております。ペン株式会社のコピーライター松成による、薬機法シリーズ連載第5回目。

 

今回は

消費者の認知度を利用する

消費者の先入観を利用する

の2つの小技で薬機法違反を回避しながら効果を伝えていきます。

 

⑧消費者の認知度を利用する

健康食品のなかには、青汁やグルコサミン、乳酸菌などのように市場が飽和している商品や成分があります。そこで、メーカー各社は、商品の独自性や新しい切り口を訴求するなどして、自社商品が選ばれる工夫をしているようです。

裏を返せば、商品・成分の効果を伝えるのではなく、独自性や新しい利用価値を訴求することで、商品購入を促せているのです。つまり、消費者は飽和状態にある商品・成分の効果を知っていると言えますよね。

 

では、次に各商品・成分の認知された効果を見ていきましょう。

青汁

青汁:食物繊維(など栄養)補給・快便効果

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サプリメント

グルコサミン:関節痛緩和効果

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨーグルト

乳酸菌:快便効果・整腸効果・ダイエット効果など

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ならば!

青汁や乳酸菌だけでは溜め込みグセから離れられないあなたに!

などと表現すれば、ホワイト表現にも関わらず、「快便効果」を暗示させられます。

 

また、グルコサミンに対する効果認知度を利用して

グルコサミンを大量に飲むことに飽き飽きしたら、●●成分でラクラク滑らか!

などと表現すれば、「関節痛緩和効果」が瞬時に伝わり、かつ、何粒も飲む必要があるグルコサミンのデメリットをカバーできるという利便性も訴求できます。

 

この小技はあくまでも消費者の“認知度”を利用するものなので、認知度が低い年代や性別などターゲットの属性に注意して活用してみてください。

 

⑨消費者の先入観を利用する

先入観はいわば、思い込みです。辞書には「前もってつくられた固定的な観念」とあります。

 

例えば、几帳面な人を見ると、つい「あなたA型?」と聞いたり、大雑把な人を見て、「あなたO型でしょ」なんて思ったりしていませんか?

それは、日本人のほとんどがそれぞれの血液型に先入観を持っているからです。

 

この先入観を利用すると…

「A型」と伝えるだけで

几帳面

 

「O型」と伝えるだけで

大雑把

と思われがちなのです。

※血液型占いサイトによくある診断内容を抜粋しました。

※海外では血液型によって性格や気質の特徴が異なるという話や、血液型占いはほぼありません。(余談ですが、血液型占い等は日本の学者が唱えた学説が起源のようです)

 

実は、このような先入観が広告の表現にも役立ちます

 

例えば、炭水化物抜きダイエットが流行していた背景には、「炭水化物は太る原因」という認識がありました。

 

この先入観を利用して

炭水化物を抜くより早い!簡単!食事が楽しい!

などと表現することで完全にホワイト表現ながら、ダイエット効果を訴求できるんです!

 

あわせて、「薄着になる夏までに絶対!」というコピーを差し込んだり、

Woman with beautiful body on a tropical beach

↑こ~んな画像を差し込んだりすれば、訴求力はもっと高まります。

 

ただ、近年では炭水化物が脂肪を燃やすエネルギーとなるため、炭水化物を摂った方が痩せられるとも言われています。

ターゲットが「炭水化物=太る原因」という先入観を持っているかどうかの見極めが大切です。

 

↓↓↓↓↓ご注意ください↓↓↓↓↓

コンプライアンス判断は都道府県によって異なり、日々、広告表現に関する規定等が変更・増加するため、ご紹介する内容が完全に間違いないことであるとは断言できかねる旨、ご承知おきください。


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