商品の魅力を最大限に伝えるために

 先日、タクシーを利用したときのことです。

 私が乗ったタクシーは、三つ葉のロゴマークで有名な
 京都のタクシー会社の車でした。

 ところが、
 乗車して運転手の方に言われてから気づいたのですが、
 そのタクシーのロゴマークは、
 三つ葉ではなく、四つ葉だったんです!
 
 実は、三つ葉マークのタクシーと同じ会社の車なのですが、
 四つ葉マークは1400台のうち、たった4台だけ。
 
 全国的に話題になったことがあり、
 観光ガイドブックなどでも取り上げられています。

 そんなレアな四つ葉タクシーに乗った人には、
 乗車証明書が発行され、
 さらには、幸運が訪れると言われています。

 そんな、めったに遭遇しないタクシーに乗ったことで
 本当に良いことがあるかも、と期待感でいっぱいです。

 
 さて、今回のコラム担当者は
 制作部署であるカタログ研究部の瀬川です。

 いつでも新しい表現を追求し、
 部下や後輩の指導・育成にも熱心。
 
 ミスや間違いもほとんどなく、
 何でも卒なくこなすマルチな器量の持ち主です。

 そんな彼女のバイタリティーの秘密が、
 意外にも、過去の失敗談から解き明かされます!

 それでは、どうぞ!
 
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【コラム】広告制作に活かしたい「聞く」心構え
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 いつもペンメルマガをお読みくださり
 ありがとうございます。
 広告制作を担当しております、
 カタログ研究部の瀬川と申します。

 何を書こうか…と、これまでの自分を振り返ってみると、
 頭に思い浮かぶのは過去の失敗経験だらけ。

 そう考えていると、
 今の自分が過去の経験で成り立っているんだなぁと
 改めて思い知らされます。

 そこで今回は、
 過去の失敗から学んだことをお話しようと思います。

◆ ――――
  霊場取材
  ―――― ◆

 以前、私はガイドブック制作に携わる
 取材ライターをしていました。

 主な取材先はレストランやカフェ、雑貨、服飾店など。

 日中はカメラマンとともに取材まわりを続け、
 夜はひたすら執筆するという毎日を過ごしていました。

 そんなある日、今まで経験したことのない
 仕事の依頼が舞い込んだんです。

 それは四国八十八ヶ所を電話取材するというもの。

 自分が住んでいるところから遠く離れた四国の
 八十八ヶ所すべての霊場に電話をかけるのです。

◆ ―――――――
  作業と化す取材
  ――――――― ◆

 数件の霊場の取材をこなして、
 とあるお寺に電話を掛けたときのこと。

 取材したい旨を伝えると、
 掲載費はかかるのか、どんな読み物なのかと
 矢継ぎ早に質問が返ってきます。

 「掲載費は一切かかりません」
 「観光者向けのガイドブックです」

 と用意した答えを伝え、話を続けました。

 取材の最後にお寺の所在地を確認する際、
 漢字が難しくて読むことができず、
 「何と読めばよろしいですか?」とお伺いすると・・・。

 「住所が読めないなんて、
  取材するなら下調べしてくるのが当然でしょう」

 という厳しいお叱りを受けたのです。

◆ ――――――――――
  やってたつもりの準備
  ―――――――――― ◆

 それまでの私は、
 知らない土地のことを取材しているのだから、
 分からなくて当然というスタンスで仕事をしていました。

 しかも、無料で掲載するのだから、
 情報提供してもいいじゃない?という
 高飛車な態度だったのだと思います。

 取材は聞き取るばかりと思いがちですが、

 「私はあなたのことを知る準備ができていますよ。
  どうか聞かせてほしい」

 というこちらからの発信が必要だったんですね。

 このことを通して
 準備の大切さと相手への思いやりに気づかされました。 

◆ ――――――――――――
  ニーズに応えるための準備
  ―――――――――――― ◆

 広告制作のお仕事においても、
 クライアント様とお話させていただく機会が多くあります。

 過去の経験から今では、クライアント様に
 お会いさせていただくまでの準備を
 とても大切にしています。

 企業様や商品の情報収集はもちろん、
 商品を実際に使用させていただいたり、
 口コミサイトを調べたり…。

 そのうえで先方様のお声に耳を傾けて、
 いただいた貴重な情報をもとに、
 お客様ニーズや商品理解を、より深めています。

 そこから商品の独自性や消費者の購買心理を掘り下げて
 売れる通販広告を制作できるよう心がけているのです。

 これからも、より多くのお客様へ
 大切な商品の良さを余すことなくお伝えするため、
 皆様のお話しをうかがえる機会を楽しみにしています。

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【編集後記】
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 皆様は緊張をすることがありますか?
 私は些細なことでもすぐに緊張してしまいます。

 ある心理学者によると、人が緊張するのは、
 自分をよく見せようとするからだそうです。

 例えば、大勢の人を前にして緊張するのは
 失敗する自分を見せないように振舞うからなんだそう。

 「失敗してもいいや」という諦めに近いような気持ちで
 人前に出れば、緊張しないんだとか。

 でも、始めから失敗を望む人なんて
 そうそういませんよね。

 そこで活きてくるのが準備の徹底。
 準備万全なら失敗する心配がなくなり、
 緊張せずにすむそうです。

 「準備」をする目的は、
 自分に自信をつけて緊張しないためや
 コラムにあったように、
 話し合いの中で互いの理解を深めるためなど様々。

 何にせよ、ものごとをより良い方向へ進めるために
 欠かせないことかもしれませんね。 


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