今さら聞けない!「景品表示法」を知る7つのポイント

こんにちは。ペンの制作担当コバヤシです。

いやー、春らしい気候になってきましたね。

ところで、いよいよ近づいてきました4月1日は何の日だか、ご存じですか?

あの有名な“エイプリルフール”ではなく…

 

「景品表示法」に課徴金制度が施行される日なんです!

 

通販広告では、とりわけ「薬機法」が取り上げられますが、「景品表示法」も同じくらい重要に考えるべきなんです。

4月1日から、新たに“課徴金制度”が施行されるのをきっかけに、今一度「景品表示法」について、振り返ってみたいと思います。

1.そもそも「景品表示法」ってなに?

正式名称:『不当景品類及び不当表示防止法』

商品及び役務の取引に関連する不当な景品類及び表示による顧客の誘引を防止するため、一般消費者による自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれのある行為の制限及び禁止について定めることにより、一般消費者の利益を保護することを目的とする。

上記の内容を目的として、制定された法律です。

2.禁止事項(1)“優良誤認表示”とは?

「景品表示法」の中で、注意すべき事項の一つ。

「これはとても良い品質(規格、内容)だ!」と

消費者に思わせておいて、実際にはそうではない表示をすること。

実際の事例では…

国産有名ブランドの牛肉ではない国産牛肉を使用しているにもかかわらず、あたかも国産有名ブランドの牛肉であるかのようにメニューに表示していたということがありました。

3.合理的な根拠がないとNG!

消費者庁は、商品・サービスの効果や性能に優良誤認表示の疑いがある場合、その事業者に表示の裏付けとなる合理的な根拠を示す資料の提出を求めることができる。

これは“不実誠広告規制”と呼ばれ、上記の資料が期限内に提出されない、またはその資料に合理的な根拠がないと判断されると…“優良誤認表示”とみなされてしまいます。

4.禁止事項(2)“有利誤認表示”とは?

これも「景品表示法」の中で、注意すべき事項の一つ。

「これはとてもお得な価格(取引条件)だ!」と

消費者に思わせておいて、実際にはそうではない表示のこと。

実際の事例では…

あたかも、当該期間内において対象サービスを申し込んだ場合に限り、正規料金から値引きをするかのように表示していたが、実際は当該期間以外でも、同様の値引きサービスを展開していたということがありました。

5.課徴金制度が施行されると、どうなる?

2016年4月1日から施行される課徴金制度が適応されるのは、上記の内容。

広告の表現で「景品表示法」違反となった場合、以前までは

  • 排除命令

⇒広告の中止、パッケージの訂正、訂正広告の実施、消費者庁での公開、返品・返金対応

  • 警告

⇒広告等の中止、社会への公開

  • 注意

⇒広告等の中止

この3点の処分が下されていました。

パッケージ訂正や訂正広告の実施など、プラスで費用がかかるのはもちろん、公表されてしまえば、会社やブランドの信頼が失墜することは避けられません。

課徴金も発生するとなると、さらに重いペナルティーが課せられます。

6.課徴金って、実際どれくらい?

対象商品や役務の「売上額の3%が課徴金として課せられます。

しかも、対象の期間は過去3年間を上限にさかのぼるそう。

商品ごとに判断されるため、単品リピート通販の場合は、特に注意が必要です

金額の下限設定や減額・減免措置などもあるようですが、目先の売上を求めるあまりに違反をしてしまったら、会社の存続にさえも関わってくるダメージを負うことになります。

7.リスクを回避するための対策として

  • ウソ・誇大な表現や表示は行わない
  • 自社で明確な基準を持っておく
  • 表示する内容には、合理的な根拠を持つ
  • 商品表示・広告等は見識のある会社に依頼する
  • 何かあったら、誠心誠意で迅速な対応を心がける

“課徴金”と聞くと、結局お金を払えば解決できるのでは?と思われそうですが、社会的な信頼を失ってしまうと、今まで築いてきたものは全て水の泡。もはやお金では取り戻せません。

そうならないためにも、法令を順守した商品の表示、広告づくり、消費者への対応が、今後より重要になってきます。

以上、今さら聞けない!「景品表示法」を知る7つのポイントでした。


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