改正薬事法(医薬品医療機器等法)違反を回避しながら健康食品の広告で効果を伝える小技18 その2

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お待たせしました。改正薬事法に抵触せずに、健康食品の効果を伝えたい広告ご担当者様必見のペンブロ2回目です。

 

「機能性表示制度」の施行を目前に控えて、改正薬事法の目が厳しくなり、より自由な広告表現ができなくなっています。そんな今だからこそ、私たちにできることを考えてまいりましょう!

 

ちなみに1回目の「薬事法違反を回避しながら健康食品の広告で効果を伝える小技18」はコチラ!

 

⇒ http://pen-blog.com/?p=1146

 

1回目では薬事法を遵守した広告での可能な表現と、その具体的な小技例をいくつかご紹介させていただきました。今回も予告通り…ではなく、より具体的にご紹介したいので次の2つに絞った小技をご紹介します。

 

③漢字の意味を利用する

④英語や和製英語を使う

 

③漢字の意味を利用する

日本語には、ひらがな・カタカナ・漢字と3種類もの文字表記があります。しかも、表記によって受け取るイメージが変わるから面白い。そこで、今回は漢字を利用する小技をご紹介します。

 

軟骨成分

某S社の関節系商材の広告キャッチコピー

 

健康食品の広告では部位表記ができないはずなのに、「軟骨」とか「筋肉」とかって良いの!?と思うかもしれませんが、ここで表現しているのは原材料である成分名だから表現できるんです。

 

よ~く見ていただくと分かるように、しっかりと注釈(※印)が入っていますね。注釈では欄外に「サメ軟骨抽出成分」「魚肉(筋肉)抽出物」と書かれています。

 

 

また、効果以外に商品の独自性も他社との差別化を図る大切なポイント。ですが、「即効性」など効果に関わる“効き目”は表現できません。そこで…

 

速攻

化粧品の広告事例ですが、そこは無視してください(汗)

 

「速く」「攻める」この2つの漢字を使えば、“効き目”の説明にはなっていない上に、漢字の持つ意味から「素早さ」と「作用」の両方を想起させられますよ。

 

 

反対に、漢字が持つ意味を利用してあえて平仮名表記することもあります。

 

例えば、整腸・快便効果を表したいときに「快調」⇒「快ちょう」と表記することで消費者に「快腸」を想像させることができるんです。短い言葉で使う場合は、コピーと連動するビジュアルがあれば鬼に金棒ですね。

 

結論

漢字を利用して同じ読みとなる異なる表記(ひらがなや当て字など)に変えれば、改正薬事法を遵守した表現が可能になる!ただし、当て字にする場合は漢字が持つ意味が重要になってくるので使う場合は慎重に!

④英語や和製英語を使う

そうは言っても、都合よく効果を想像させられる読み方や当て字が見つかるとは限りません。それならいっそ、英語にしちゃいましょー。

 

ただ、日本語は英語よりも言葉の数が多いため、読み手によって受け取り方は様々です。まぁ、そのおかげで違反を回避する表現ができるのですが…。でもだからこそ、複数の言葉をつなぎ合わせて使うのがオススメ。

 

例えば、ダイエット効果を伝えたいなら↓↓↓

 

スマート

ダイエッターにお馴染みの某F社のぽっちゃりピクトさん

 

「スマート」という言葉には、

 

イルカ

 

とか、

 

スリム

 

とか、

 

ヒョウ

 

などの意味がありますよね。

そこに、「すっきり」という言葉を重ねた上手い使い方だと思います。

 

他にも「スタイル」という言葉が使えます。「スタイル」には「体型・様式・方法」などの意味があるので、「スマート」と併せて「スマートスタイルに!」なんていう表現も可能です。

 

 

他の言葉はどうでしょう。「クリア」という言葉であれば「鮮明・明白・端的」などの意味があります。

 

視力の効果を伝える場合は「クリアな景色」「雨でも夜でもクリア」など視界に関連する言葉を差し込むことで一気に効果が明確になりますね。

また、聴力の効果を伝える場合は「クリアな環境で音楽鑑賞」「クリアになって会話が弾む」など、聴力に関連する言葉を差し込みましょう。

 

結論

英単語を使えば、抽象的な表現になるのでホワイト表現が可能に。ただし、前後の単語や文脈次第では効果がまったく伝わらないなんてこともあるので、ターゲットの属性を見極めた上で、意味が伝わるワードのチョイスがインポータントです。

 

 

さて、前回の予告では「⑤擬音を使う」小技もご紹介するとお伝えしましたが、実例をお出ししながらご紹介したことでスペースがなくなってしまいました。いやぁ~、こればっかりはどうしようも…。本当に、心の底から残念で仕方ありません。

 

まぁ余談はこれくらいにして、前回同様、注意点はやはり広告全体を通しての印象です。言葉だけで改正薬事法を遵守していても、全体を通して見た際に効能効果の標榜につながっていれば、景品表示法の指導対象となり得ます。

 

 

もし、分かりにくい点や、質問等がございましたら、下記のコメント欄よりどんどんお問い合わせください!必ずお返事させていただきます!

 

では次回もお楽しみに!(いつになるかは未定です)

 

 

↓↓↓↓↓ご注意ください↓↓↓↓↓

コンプライアンス判断は都道府県によって異なり、日々、広告表現に関する規定等が変更・増加するため、ご紹介する内容が完全に間違いないことであるとは断言できかねる旨、ご承知おきください。


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