「好きな色」の統計データ

初めまして。テレビ研究開発部の川地(かわち)です。

今回はタカギの代打でコラムを担当いたします!

よろしくお願いします。

 

本日は「好きな色」についての話です。

突然ですが、あなたの好きな色はなんですか?

ちなみに私は緑と黄色とオレンジが好きです。

 

皆さんもそれぞれ好きな色があると思いますが、この「好きな色」

面白い統計があるんです。それは以下のようなものです。

 

2013年の「好きな色」

2013年のデータでは日本人の色の好き嫌いTOP5は以下のようになっています。

好きな色    嫌いな色

1位:青色   1位:なし

2位:ピンク色 2位:ピンク色

3位:赤色   3位:金色

4位:緑色   4位:灰色

5位:水色   5位:紫色

(2013年1月〜12月、約1万1,000件のアンケート回答、色カラー調べ)

 

ピンク色は「諸刃の刃」といったところでしょうか。

 

アンケートで得られた支持率(細かい数字はさておき)から、より好まれる色

の順位が導きだされます。

つまり、「好きな色の上位で、尚且つ嫌われていない色」ということになります。

 

そのTOP5は…、

1位:青色

2位:水色

3位:緑色

4位:オレンジ色

5位:赤色

 

このような結果となりました。日本人は寒色&自然色が好きなんですね。

好きな色上位のピンク(11位)や赤は不支持率もあり、順位を落としました。

 

男女差が顕著に現れる好み

さて、ここから更に細かく見ていきましょう。

男女差はどうでしょうか?

 

好きな色

男性1位:青色 女性1位:ピンク色

2位:赤色   2位:青色

3位:緑色   3位:水色

4位:黒色   同率4位:オレンジ色

5位:水色   同率4位:緑色

 

嫌いな色

男性1位:なし   女性1位:なし

2位:ピンク色   2位:ピンク色

3位:金色     3位:灰色

4位:紫色     4位:金色

5位:赤色     5位:赤色

 

このような結果となりました。

私はこの好きな色TOP3を見て「男児・女児用おもちゃ売場」が浮かびました。

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男女の色の好みの面白い実験

英ニューカースル大学の神経科学者、アニャ・ハーバートとヤズ・リンが

ある実験を行いました。

実験①「被験者に違う色のふたつの長方形が点滅しているパソコンの画面を

見てもらい、レッド系/ブルー系を直観で好きな色の方を選んでもらう」

実験②「さまざまなな色がまじったものから好きな色を選んでもらう」

 

結果は、

実験①は男女ともにブルー系を選ぶ傾向にあった。

実験②は男性はブルー系、女性はレッド系を選んだ。

これを受けて、アニャ・ハーバートとヤズ・リンは社会に出ておらず、男女の

役割をまだあまり理解していない赤ん坊で同じような実験をしたところ、

やはり男児はブルー系、女児はレッド系を好んでおり、色の好みは

生まれ持った性差による要因が大きいという結論が出されました。

 

幼児玩具の色の違いはこういったところにあったんですね。

 

年齢別だと?

では、年代別に見る“好きな色”どうでしょう?

これはかなりハッキリと違いが出るんじゃないでしょうか。

 

年代別の好きな色

0〜12歳1位:水色 2位:ピンク色 3位:青色    4位:黄色 5位:オレンジ色

13〜20歳1位:青色 2位:赤色   3位:ピンク色  4位:水色 5位:緑色

21〜30歳1位:青色 2位:ピンク色 3位:緑色    4位:赤色 5位:オレンジ色

31〜40歳1位:緑色 2位:青色   3位:ピンク色  4位:赤色 5位:オレンジ色

41〜50歳1位:青色 2位:ピンク色 3位:オレンジ色 4位:緑色 5位:赤色

51歳〜  1位:緑色 2位:青色   3位:オレンジ色 4位:黄色 5位:赤色

年代別の嫌いな色

0〜12歳1位:ピンク色 2位:灰色 3位:赤色 4位:茶色   5位:金色

13〜20歳1位:ピンク色 2位:金色 3位:紫色 4位:灰色   5位:赤色

21〜30歳1位:ピンク色 2位:金色 3位:紫色 4位:赤色   5位:黄色

31〜40歳1位:赤色   2位:灰色 3位:金色 4位:紫色   5位:ピンク色

41〜50歳1位:灰色   2位:紫色 3位:金色 4位:黒色   5位:茶色

51歳〜  1位:茶色   2位:灰色 3位:金色 4位:ピンク色 5位:赤色

 

こんな感じになりました。

幼いときは明るい色、年を重ねる毎に落ち着いた色も好きになってくる傾向が

あり、嫌いな色では30歳まではピンク色を嫌う人が多いですが、それ以降は

灰色・茶色・赤色を嫌う人が多くなってきます。

 

私が意外だと思ったのは、シニアといえば紫色や茶色、金色といった色の

イメージがあったのですが、どうやらそうではないようです。

先入観って恐いですね…。

 

その他にも“出身地別好きな色”や“色の相性”など、様々な統計データが

ありますので、見てみてください。なかなか面白いです。

http://iro-color.com/questionnaire/result/2013-likes-and-dislikes-color.html

 

いろいろ使える“色”

さて、ここまで様々なデータを見てきましたが、

お仕事に活かすためにはどうすればいいのでしょうか。

デザインのお仕事をしていると色について当然の如く気にされているでしょう。

でも、“色”を気にするのはそこだけでしょうか?

例えば、こんなとき↓

 

例①

「絶対に通したいプレゼン。

資料は見やすく読みやすいフォントと大きさ、誤字脱字もチェックOK。

添付データのエビデンスもバッチリ。配色も見やすいし、大丈夫」

 

ちょっと待った!配色は見やすいだけでいいの!?

 

クライアント側の決裁者の性別は?年齢は?出身地や普段身につけている物の

色は覚えてる?

確かにプレゼン資料の中身の正確性や説得力は大事です。それは前提として…。

でも、より成功率を上げるのにもう一手間足してもいいんじゃないでしょうか。

 

例②

「なんか仕事に集中できない。すぐに疲れる。頭がいっぱいになる」

そんなときは“デスクに緑や青いものを増やしてみる”

 

緑色:情緒の安定、安心感の増加、身体を癒しリラックスさせる

青色:爽快感、冷静さを与える、鎮静作用がある、精神を落ち着かせる

 

つまり、“情緒的に安定、心身をリラックス、冷静に仕事ができる”ということ!

 

まとめ

「そんな色ごときで(笑)」と思われるかもしれませんが、色が無意識に訴え

かける力を舐めてはいけません!!

私たちは生活する上で“色”に大きく左右されています。

 

色に関する心理学を専門に研究されている方もいるぐらい、色には様々な

パワーがあるんです。

 

ということで、自分が得たいパフォーマンスを最大限に発揮するために、

色の力をちょこっと借りるのもいいんじゃないでしょうか。

 

色で気分だけでも変えてみれば、違いがあるかもですよ。


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