通販CMにおけるお客様の「体験談」と実話怪談の「体験談」

このような表題ですが、別に怖い話は出てきませんのでご安心を。

こんにちは。ペンTV研究開発部の高木です。

 

さて。通販CMにおける「体験談」と、実話怪談との共通点のお話です。

一見関係ないようで、でも、やっぱり関係ないのですが、共通点はあるという。

それは、「だって、本当にあったんだもん」です。

 

本当にあったのかもしれない。本人の気のせいなのかもしれない。

でも、ご本人は実際に、体験したのである。

 

ここで重要なのが、「ウソくさ!」と思われた時点で、実話怪談はその価値をなくし、通販CMの体験談は、商品そのものが「うそくさいオーラ」に包まれてしまうこと。

 

グラフィックス1

 

 

こどもの頃は誰もが「オバケの話」を怖がった。でも大人になると、オバケの話ぐらいでは怖がらない。それは「オバケの話」が作り話だとわかっているからです。だが、オバケ自体は怖いから「実話」となると怖くなる。

 

だから、大人を驚かすオバケ話は「実話」に限る。というか「実話です」と言わないと人は驚かない。従って「実話」となると人は興味を持って聞きたがる。これも、通販CMに「体験談」が重要な位置を占めることと同じ理論である。

 

 

グラフィックス2

 

 

では、大人に「実話だ!」と思い込ませたり、感じさせたりするためには、どうしたら良いのでしょうか?

それは「体験談」、核心部分に至るまでのディティール作りに答えがあります。

 

簡単な例で書くと、

「あそこには幽霊が出ると言われています」

と、

「あそこは昔、処刑場だったので、幽霊が出ると言われています」

 

さて、どちらが本当に幽霊が出そうでしょうか?

 

 

 

これを通販商品に当てはめてみると…。(仮にヘアケア商材とします)

「これを使えば、髪にコシが出ます」

か、

「浸透率の高い○○成分を配合しています。これがそのデータです。だから、髪にコシが出ます」

どちらが信憑性が高いでしょうか。

 

そのディティールのあとに、体験談が語られる。すると、「本当かもしれない」と思ってもらえやすいのです。

 

 

ごく当たり前の話ですが、意外と、「情報を並べるだけ」「お決まりだから」と、体験談への持って行き方をおざなりにして配置しているだけのCMや広告をよく目にします。これでは、「本当かもしれない」は引き出しにくいですよね。

 

だから、ディティールの設定がしっかりしている稲川淳二さんの怪談は怖い。「嘘だ〜」と思いながらも、なんとなく信じてしまう人が多い。(実話かどうかはともかく!)

 

そんなわけで、怪談話と通販体験談は、持って行き方で信憑性が変わる!というお話でした。


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