久しぶりの投稿になりました!
ペンブロ編集長のコバヤシです。
今回は、広告を制作している現場の話を少し紹介したいと思います。
社内であれ、社外であれ、デザインやコピーを誰かに依頼すると、
たまに自分が思ってたイメージと異なるときってありませんか?
そんなお悩みに役立つ!
パチッとイメージ通りに仕上げる、
制作ディレクションの極意をまとめてみました。
1.相手に求める役割を明確にする
例えば、デザイナーに広告制作を依頼する場合…
コチラからの指示内容に基づいて、的確な制作をしてもらうのか。
または、一緒に企画やアイデア出しから関わってもらうのか。
まずは、相手に求める役割を明確にすることが大切。
(その分、費用も変わってきますが…)
役割の幅によって、作業内容が異なってくるので、
伝えるべき情報も選ぶべきですし、
参加してもらう会議や、相手に出す指示も変わります。
2.制作意図や目的をしっかり伝える
・何を目的にした広告なのか?
(商品やサービスの販売、来店誘導、企業イメージアップ、商品ブランディング…など)
・商品は?
(特長、価格、開発秘話…など)
・ターゲットは?
(性別、年代、ライフスタイル…など)
・媒体は?
(同梱広告、折込、掲載、屋外、サンプリング、WEB、テレビ…など)
など、基本的な情報はしっかり相手に伝えること。
広告制作における背景を知ってもらわないと、
いくら“素晴らしい”広告ができても、
まったく役割を果たさないものになってしまいます。
3.イメージの参考や、トーン&マナーを伝える
アイデアやラフ案などがある場合は、
それを考えた流れや意図も一緒に伝えることはもちろん、
自分が頭に描いているイメージを具体的に伝えるために、
参考資料を用いて説明すると効果的です。
過去に制作したもの、他社の広告、参考になる書籍などから、
「あの映画の世界観みたないな感じ!」でもいいかもしれません。
デザインなら、メインに使いたい色や書体、
キャッチコピーならキーワードなどを伝えておけば、
相手もイメージがわきやすいと思います。
また、制作するにあたって、会社独自のルールがある場合は、
このときに一緒に伝えておくと◎。
(使用フォントの種類や文字の大きさ、統一用語、使用不可な単語など)
この仕上がりのイメージ共有を疎かにしてしまうと…
完成したものを見たときに、「あれ?」ということになるんです。
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簡単ではありますが、上記の3ポイントを参考にするだけで、
きっと、自分が思ったような広告になるはず!
広告制作だけでなく、誰かにものを依頼するときにも役立つ内容だと思います。